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外国の喫煙率と税金について日本との比較をしました

喫煙する習慣がある人でも、一箱でどのくらいの税金を負担しているか案外無関心なものです。
そこで日本のたばこ税と海外のたばこ税を比較します。まず日本のたばこ税ですが、課税主体が一つではありません。
国及び都道府県そして市町村がそれぞれ主体になり、国たばこ税が約24%で都道府県たばこ税が約4%、市町村たばこ税が約24%です。

さらにたばこ特別税(国鉄や国有林野事業の債務に充てる)が約4%弱でその上に消費税が課税されます。
これらをトータルすると一箱のたばこ代のうち約63%は税金です。
この数字を見ると決して安くはありませんが、海外のたばこ税と比較してみましょう。
経済主要国に限定しない場合、ボスニア・ヘルツェコビナが86%、イスラエルが85%、ブルガリア84%、ポーランド82%強、フィンランド約81%と日本よりもかなり高い税率です。

では主要国に目を転じると、アメリカは連邦税に加え各州で異なる税率を採用しており一概にいえませんが、高率の州で約57%で平均すると42%程度に止まります。
イギリスは80%強で主要先進国の中では一番高率の国で、カナダが約64%で日本とほぼ同じですから、主要国の中では税率が低い国です。
フランスも80%近い税率ですし、ドイツも70%を超えています。

各国が屋内禁煙などたばこに対する考え方の変化に伴い税率を上げる傾向にあります。
オーストラリアではたばこ税を期間を区切って毎年税率を上げていく取組をしており、最終的には税率が80%を超えます。

では喫煙率を見た場合の上位を占める国ですが、主要国では日本が20%前半でイギリスと同程度ですが、税率の違いを考えるとイギリスのほうが喫煙へのこだわりが強い人が一定割合いることが分かります。
イギリスと同程度の高税率にもかかわらず喫煙率が高いのがフランスで30%以上あり世界でも上位にランクします。
ドイツも日本より高く、低い国にはアメリカやオーストラリアそしてカナダがあります。

たばこの価格が世界一高い国はどこ?

概してたばこ税率が高い国は小売価格も高いですが、税率は小売価格に占める税金の割合を示しますから、高い税率だからといって必ずしも小売価格が高いとはいえません。
では、たばこの価格が高い国を見ていくと、一番がオーストラリアで20本入りの一箱が2000円を超え、ニュージーランドも同様です。
オーストラリアに関しては税率がさらに上乗せされるため小売価格はさらに上昇するでしょう。
日本の400円ほどの価格に照らすと随分高いです。

主要7か国の比較ではイギリスとカナダは1000円を超えていますし、フランスは900円を、アメリカは700円を上回っておりドイツを含め日本より安価な国は中国の他ありません。
たばこの税率や価格が異なることから海外旅行に行った際にたばこを沢山購入する旅行客がいます。
しかし機内持ち込みで免税になる本数が決まっているため、自分の分を含め友人の土産として買っても全て免税にはなりません。

日本製のたばこが200本、海外製が200本つまり1カートンずつの機内持ち込みまでは免税になります。
それ以上は1本あたり約11円ほど課税されるので注意が必要です。その他海外旅行で気を付けたいのが、当該国の規則です。

たとえばフィリピンでは、公共の場で禁煙が義務付けられ違反すると罰金が科せられます。
空港建物内は全面禁煙ですし、レストランやショッピングモール内でも指定喫煙エリア以外は禁煙になっています。
大統領令が発せられるほどフィリピンでは厳しくなっていますし、その他諸外国へ渡航する際も喫煙エリアの確認はしたほうが良いでしょう。
たばこの価格はどの国でも高くなる傾向にあり、健康志向と相まって今後たばこの価値が変化するでしょう。